問題 <H26年問33>
④に示す高圧進相コンデンサ設備は、自動力率調整装置によって自動的に力率調整を行うものである。この設備に関する記述として、不適切なものは。
<解答の選択肢>
- 負荷の力率変動に対してできるだけ最適な調整をおこなうよう、コンデンサの異容量の2群構成とした
- 開閉装置は、開閉能力に優れ自動で開閉できる、高圧交流真空電磁接触器を使用した
- 進相コンデンサの一次側には、限流ヒューズを設けた
- 進相コンデンサに、コンデンサリアクタンスの 5[%]の直列リアクトルを設けた
— 答え —
直列リアクトルの容量は、進相コンデンサ容量の 6%(もしくは 8%, 13%)とする。したがって、4の 5[%]が不適。
【出典:平成26年度第一種電気工事士筆記試験問33】
→ 進相コンデンサ問題を繰り返し練習したいあなたには
・R3年午後-問23(SC外観と用途)
・H29年問34(自動力率調整装置)
・H24年問33(自動力率調整装置)
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まとめ
進相コンデンサ、直流リアクトルを総合的に問うた難問。分からなければあなたの直感で。
きっちり押さえておきたいのは、
・自動力率調整装置を施設したら、開閉器は電磁接触器
・直列リアクトルの容量は、コンデンサ容量の 6%が標準
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