【電気工事士1種】高圧受電設備のケーブルヘッドを構成する部品 (H30年度問42)

問題 <H30年問42>
②で示す部分に使用されないものは。

<解答の選択肢>

— 答え —
答えは ハの「ヒューズ」である。

【出典:平成30年度第一種電気工事士筆記試験問42】

→ ケーブルヘッド問題を今日マスターしたいあなたには
H29年問30(ケーブルヘッド全般)
H27年問30(ケーブルヘッドの種類と外観)
H27年問42(ストレスコーンの用途)

スポンサーリンク

解法と解説

方針

ケーブルヘッド CH は過去13年間で10回出題の頻出問題。得点源に。

CH で確実に理解しておくべきは
1.ストレスコーンの働き
2.終端接続の3つの形
3.部品

ふくラボ攻略法

②はケーブルヘッド CH である。

一方、選択肢掲載の各部品の名称は、
 イ.ゴムストレスコーン
 ロ.ゴムとう管
 ハ.限流ヒューズ
 二.ケーブル用ブラケット

ゴムストレスコーンとゴムとう管はすぐに分かると思う(というか、分かるようにトレーニングを)。

問題は二。何か分かりにくいかもしれない(私は一瞬 CT? と勘違いした)が、これはケーブルを固定する支持具(ブラケット)である。

写真をよーく見ると、穴が3つあるのが分かると思う。ここにケーブルを通す。

分かりにくかったならば、ここで理解を。

非常事態解答法

CH が思い出せなかったら、次のように考えて解答に辿り着くべし。

「結線図にヒューズは必ず描かれる」。②にはヒューズの記号がない。

だから、使用されないのは「ハ」のヒューズ。

まとめ

ケーブルヘッドCH で確実に押さえておく 3つのポイント

  1. ストレスコーンの役割は電位傾度の緩和
  2. 外観から3タイプを見極める
  3. 部品

類似問題・関連記事
R3年-午後問30(ケーブルヘッドの種類と外観)
R3年-午前問44(ケーブルヘッド構成部品)
H30年問42(ケーブルヘッド構成部品)
H29年問30(ケーブルヘッド全般)
H27年問30(ケーブルヘッドの種類と外観)
H27年問42(ストレスコーンの用途)
H26年問23(ストレスコーンの用途)
H24年問42(ケーブルヘッド構成部品)
H23年問30(ケーブルヘッドの種類と外観)
・H21年問22(ストレスコーンの用途)

ケーブルヘッドの解説

同じ年度の問題
前の問題(問41)
次の問題(問43)
高圧受電設備の単線図(全体)
平成30年度(2018年度)問題

タイトルとURLをコピーしました