候補問題2を2回作製したが、ともに49分台を叩き出すことに成功した。候補問題1練習時に実施した個別特訓&手順修正が役立っていると思う。
この記事でもいつものように各作業の分析を行う。
あなたの技能練習のお役に立てば幸いである。
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候補問題2の作製練習
作業の微調整
この問題の練習代用は以下の通り。
- KIP電線 → IV電線(電工ナイフで被覆を剥く)
- 白より線 5.5mm2 → 緑より線 5.5mm2
- 遮断器 → 端子台 3P
完成品
完成品の写真がこちら。
1回目:所要時間 49分48秒 (リングスリーブ 1カ所修正)
2回目:所要時間 49分44秒 (より線1本を接続し直し)
ランクレセクタプル部の電線が短いのはいつものご愛敬(汗)
作業時間
各作業の所要時間は以下の通り。
作業 | 1回目 | 2回目 |
---|---|---|
複線図 | 7’28 | 6’35 |
ゴムブッシング取付 | 1’11 | 1’02 |
KIP電線切断&接続 | 3’22 | 2’17 |
変圧器2次側接続 | 5’57 | 7’03 |
(遮断器)端子台 | 4’58 | 3’14 |
ランプレセクタプル | 4’53 | 4’31 |
連用枠SW | 4’04 | 4’30 |
(自動点滅器)端子台 | 3’42 | 3’19 |
2C&3C電線剥き | 3’05 | 4’00 |
差込型コネクタ接続 | 2’14 | 1’37 |
電線挿入 | ↓ | ↓ |
リングスリーブ接続 | 8’43 | 6’12 |
手直し | - | 約2分 |
チェック | 0’53 | 約1分 |
計 | 49’48 | 49’44 |
分析と改善点
端子台へのより線接続
端子により線を差し込むとき、急いで作業すると、より線の一部が端子からはみ出るときがある。このため、端子のネジを多めに緩めたり、差し込む動作を慎重にしたりと、単心心線より時間が余分にかかる。この時間をどうにか短縮したい。
ランプレセクタプル
形はかなり格好良くなってきた。
しかし、今回の練習でも作業時間4分半~5分と、少しかかり過ぎ。コンスタントに4分半が切れるようにする。
連用枠SW
この問題では、渡り線には色指定がなく、どの色でも良いのだが、逆にどれにしよう?と躊躇して、かえって時間がかかっている。
指定がないのだから、すぐ作業。
リングスリーブ接続
練習1回目に、黒電線の接続ミスをしてしまい、1分以上のロス。
2回目は注意してやったのでミスしなかったが、ミスしない段取りを確立すべき。
差込型コネクタ
1回目は2分14秒だったが、2回目は1分37秒まで短縮。
差込型コネクタ接続に関しては、キレイよりも素早さ重視で作業すること。
まとめ
候補問題2を2回練習した。1回目、2回目ともに作業時間が49分台で、欠陥も無いようである。
本番では遮断器を使用することになるが、落ち着いて作業すればこの問題なら通過できると思う。
私の体験が、あなたの技能試験合格のお役に立てば幸いである。