問題 <H25年問34>
⑤に示す建物の屋内には高圧ケーブル配線、低圧ケーブル配線、弱流電流線の配線がある。これらの配線が接近又は交差する場合の施工方法に関する記述で、不適切なものは。
<解答の選択肢>
- 複数の高圧ケーブルを隔離せず同一のケーブルラックに施設した
- 高圧ケーブルと低圧ケーブルを同一のケーブルラックに 15 [cm] 隔離して施設した
- 高圧ケーブルと弱電流電線を 10 [cm] 隔離して施設した
- 低圧ケーブルと弱電流電線を接触しないように施設した
— 答え —
不適切なのは、「高圧ケーブルと弱電流電線を 10 [cm] 隔離して施設した」。
【出典:平成25年度第一種電気工事士筆記試験問34】
<高圧電線路の施設を今日マスターしたいあなたには>
・R3年午前-問31(高圧ケーブルの施工)
・R2年問34(複数ケーブル・電線の施設)
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まとめ
高圧電線路の施工問題は頻出の合格必須項目。ただし、複数ケーブル・電線を施設する条件は 12年で 2回出題の珍しい問題。合格必須項目のマスターを優先。
複数のケーブル・電線を近い距離に施設するときの条件は以下の通り。
- 基本、接触しないように
- 高圧ケーブル同士は制限条件無し
- 高圧ケーブルと他の低圧ケーブル・電線、ガス管等の距離は 15 cm 以上離す
- 特に低圧裸電線と高圧ケーブルは 30 cm 以上離す
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