【電気工事士1種】コンクリートボックスの試験対策!これだけ覚えて欲しい1つの特徴


コンクリートボックスの問題は、過去10年で2回出題。出題頻度は低いが、外観から名称を答えるイージー問題。覚えておいて損はない。

外観のポイントはたったの一つ

  1. 外枠に耳状の突起があればコンクリートボックス

今日中にマスターして、コンクリートボックスをいただき問題にしてしまおう!

なお、この記事では、あなたが電気工事士になった後に役立つ各種ボックスについても説明している。合格安全圏に達した後や、気分転換に読んでもらえれば、あなたの電気工事士としてのキャリアを手助けできると思う。

スポンサーリンク

コンクリートボックスの対策

最初にお伝えしたが、コンクリートボックスのポイントは、次の1点のみ!

  1. 外枠に耳状の突起があればコンクリートボックス

機能と外観

コンクリートボックスは、その名の通り、コンクリート内に埋め込んで(取り付けて)使う電線接続用のボックス

ボックスの外枠にコンクリートに取り付けるための耳状の突起がある。これがコンクリートボックスの特徴

これが見えれば、迷わずコンクリートボックスを選ぶ。

→ 過去問
H26年問14(コンクリートボックス)
・H22年問15(コンクリートボックス)

あなたの電気工事士キャリアアップに

コンクリートボックスの問題で、あなたを引掛けようとする選択肢が次の3つ。

・アウトレットボックス
・スイッチボックス
・フロアボックス

これら3つのボックスは、筆記試験のときには嫌な相手だが、あなたが電気工事士として活躍するときには必要なものばかり。

また筆記試験後の技能試験でも重要。

そこで、これら3つのボックスについて説明する。

アウトレットボックス

電気工事士を目指すあなたなら、すでにご存じだと思うのが、このアウトレットボックス(まだ知らなくてもご心配なく。技能試験対策で必ずお世話になるので)。

(Panasonic製アウトレットボックス。モノタロウより画像借用)

試験でもおなじみの作業だが、ケーブルや電線の配線工事で、配線を接続(延長)したり分岐したりするときに用いる。また、配線の接続・分岐以外にも、電線の引き出し、コンセントやスイッチの取付、電話配線の取り出し、照明器具の取付などにも非常に多用されている。

だから2種でも技能試験に使われる。

ボックス側面の穴をノックアウトと呼び、電線管を接続したり、電線を挿入する。電線を挿入するときにはブッシングと呼ばれる円形状ゴムをノックアウトに取り付ける。

技能試験では、試験で必要なノックアウトは打ち抜いてあるため、他のノックアウトを自分で打ち抜いてはダメ。

スイッチボックス

壁にスイッチやコンセントを取り付けるときには、このスイッチボックスを使う。

(未来工業製スイッチボックス。モノタロウより画像借用)

埋込型スイッチ・コンセント連用取付枠に取り付ける(技能試験の練習でじゃんじゃん経験を)。

この取付枠をスイッチボックスに取り付けて、スイッチの埋込工事が完成。

フロアボックス

「フロアボックス」ではあまり検索に引っかからないのだが、オフィスなどのフロア(床)に埋め込んで、電線同士を接続したり、コンセントを設置したり、床下から電線・ケーブルを床上に引張りだしたりするボックスのことである。

(写真はPanasonicの床用コンセント:フロアコンスクエアL)

名称はともかく、(オフィス)ビルだと必ずお世話になっている部品。

まとめ

コンクリートボックスの問題は、過去10年で2回出題。出題頻度は低いが、外観から名称を答えるイージー問題でポイントもたったの1つ!覚えておいて損はない。

  1. 外枠に耳状の突起があればコンクリートボックス

今回ご紹介した1つのポイントで、あなたが電気工事士1種合格に近づくように応援している!

関連問題
H26年問14(コンクリートボックス)
・H22年問15(コンクリートボックス)

タイトルとURLをコピーしました