問題 <R3年午後問13>
LEDランプの記述として、誤っているものは
<解答の選択肢>
- LEDランプは pn接合した半導体に電圧を加えることにより発光する現象を利用した光源である
- LEDランプに使用される LEDチップ (半導体) の発光に必要な順方向電圧は、直流 100V以上である
- LEDランプの発光原理はエレクトロルミネッセンスである
- 白色LEDランプは、青色のLEDと黄色の発光体を使用し、白色に発光させる方法がある
【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午後問13】
LEDの発光に必要な順方向電圧は、直流で数Vである
<LEDを繰り返し練習したいあなたには>
・H27年問10(LED)
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解法と解説
方針
LEDに関する問題は、過去 13年で 2回出題。
ふくラボ流攻略法
「誤っているもの」を選ぶから、4つの選択肢のうち3つは正しく、1つが誤り。
LED は Light Emitting Diode の略で、ダイオードの一種。
順方向電圧(ダイオードに電流が流れたときにダイオード両端に生じる電圧)は、シリコン(Si)ダイオードが約0.6V、LED は Siダイオードよりは少々高いが、それでも 2~3V 程度。
というわけで、誤っているのは、選択肢2「発光に必要な順方向電圧は、直流 100V以上」。
残る3つの選択肢は正しい。
まとめ
LEDの出題頻度は 13年で 2回。
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