【第1種電気工事士】過去問|単相3線式電路で中性線が断線した場合の負荷電圧 (R4年午前-問7)

問題 <R4年午前問7>
図のような単相3線式電路(電源電圧210 / 105 V)において、抵抗負荷A : 50Ω、B : 25Ω、C : 20Ωを使用中に、図中の×印点Pで中性線が断線した。断線後の抵抗負荷Aに加わる電圧[V]は。ただし、どの配線用遮断器も動作しなかった

<解答の選択肢>

  1. 0
  2. 60
  3. 140
  4. 210

【出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験-午前問7】



断線後に抵抗負荷Aに加わる電圧は 140V


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解法と解説

方針

断線の問題は、14年間で 3回出題。合格必須項目マスター後の習得をお勧めする。

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問題文の配電線路は分かりにくいので、よく見る単相 3 線式配電線路の図に描き直すと、

赤バツ印の部分で断線すると、そこの電線が存在しないことと同じ。残る回路図を描き直すと

電源が交流 210V というだけで、抵抗のみの簡単な回路となる。

コイル・コンデンサが存在しないから、電圧と電流に位相差はできない。抵抗 B と A の直列接続電路に流れる電流 I AB

抵抗 A 両端にかかっている電圧 V A

まとめ

断線の問題は、14年間で 3回出題。合格必須項目マスター後の習得をお勧めする。

解法は、断線した電路を除いて回路図を描き直す。

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