【第1種電気工事士】過去問| 単相変圧器2台をV結線したときの利用率(R4年午前-問11)

問題 <R4年午前問11>
同容量の単相変圧器2台をV結線し、三相負荷に電力を供給する場合の変圧器1台あたりの最大の利用率は

<解答の選択肢>

【出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験-午前問xx】



最大利用率は、ハ


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解法と解説

方針

V-V結線は合格必須項目だが、 V結線、しかも利用率は 14年で2回だけの出題。合格安全圏に達してからの習得で遅くない。

ふくラボ流攻略法

(この記事では解説を省略。ふくラボとしては合格安全圏に達してからで良いと考えているので)

正攻法

単相変圧器 1台の定格二次電圧を V [V]、定格二次電流を I [A] とすると、定格容量は VI [VA]。

この単相変圧器 2台を V結線したときの電源を V結線電源と呼ぶと、V結線電源の出力は 三相交流回路と同じ考え方で (√3) VI [VA]。

電源の利用率は「出力を変圧器 2台分の容量で割る」ことで求められる。

求める利用率は変圧器 1台当たりとなっているが、”率”なので、電源の利用率と同じ値。

したがって、利用率は (√3)/2。

まとめ

V結線、しかも利用率は 14年で 2回だけの出題。合格安全圏に達してからの習得で遅くない。

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