【第一種電気工事士】過去問|試験用端子の回路図記号 (R4年度-午前問46)

問題 <R4年午前問46>
⑥で示す図記号の器具の名称は

<解答の選択肢>

  1. 試験用端子(電流端子)
  2. 試験用電流切替スイッチ
  3. 試験用端子(電圧端子)
  4. 試験用電圧切替スイッチ

【出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験-午前問46】



⑥の器具は 試験用端子(電圧端子)


同じ年度問題
前の問題(問45)
次の問題(問47)
令和4年度-午前問題


無料会員に登録していただくと、次の解説が読めます。
■ R3~H29年の過去問(解説+解き方)
■ H21年までの過去問 (問題と答えのみ)
■ 高圧受電設備解説(全26記事)のすべて
■ 高圧工事の解説(全15記事)のすべて


ブログと無料会員の差を確認する(新サイト)

解法と解説

方針

出題された記号は、ここ2009年以降で出題された記憶が…

ただ、これまでに出題された問題をクリアできていれば、それらを手掛かりに正答へたどり着ける。

ふくラボ流攻略法

問題の図記号を知っていれば、すんなり正答できると思うが、ここでは、図記号を知らなかったときの推理方法を説明する。

選択肢2と4は試験用〇〇切替スイッチとある。これらスイッチは過去にも出題されたことがあるので、区別できると思う。

図左がAS:試験用電流切替スイッチ、右がVS:試験用電圧切替スイッチである。

すると機器⑥は、残り選択肢の試験用端子だと判断する。そして、2つの端子は、電圧端子か電流端子のいずれかである。

ここで、単線図をみると、⑥の試験用端子の他に、左下のCTとOCRの間にも同じ試験用端子が存在する。つまり、どちらかが電圧用端子で、もう一方が電流用端子である。

これの見極めは非常に単純で、端子の下流に接続されているのが電圧計か電流計かを見ればよい。機器⑥の下流には電圧計が接続されているので、機器⑥は電圧用の試験端子と推測できる。

なお、これら試験用端子は、他の単線図では下記のように略記で区別して描いているものもある。

電圧用試験端子:VTT(Voltage Test Terminal)
電流用試験端子:CTT(Current Test Terminal)

まとめ

試験用端子の出題はほとんど記憶にないが、単線図の各ラインの働きを理解していれば、正解にたどり着ける。

電圧用試験端子:VTT(Voltage Test Terminal)
電流用試験端子:CTT(Current Test Terminal)

類似問題・関連記事

同じ年度問題
前の問題(問45)
次の問題(問47)
令和4年度-午前問題


無料会員に登録していただくと、次の解説が読めます。
■ R3~H29年の過去問(解説+解き方)
■ H21年までの過去問 (問題と答えのみ)
■ 高圧受電設備解説(全26記事)のすべて
■ 高圧工事の解説(全15記事)のすべて


ブログと無料会員の差を確認する(新サイト)

あなたの合格をもっとサポートできるように
新サイト(ふくラボ電気工事士SE)を開設しています。
ぜひ、あなたのお役に立ててください。

タイトルとURLをコピーしました