問題 <R4年午前問36>
需要家の月間などの1期間における平均力率を求めるのに必要な計器の組合せは
<解答の選択肢>
- 電力計/電力量計
- 電力量計/無効電力量計
- 無効電力量計/最大需要電力計
- 最大需要電力計/電力計
【出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験-午前問36】
必要な計器は、2「電力量計/無効電力量計」
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解法と解説
方針
需要家の平均力率に関する問題は希少であるが、一般常識のレベルで正答できる
ふくラボ流攻略法
月間などの長い期間の値を知るには、瞬間値を表示する〇〇計ではなく、〇〇量計が必要。この条件を満たすのは、選択肢2の電力量計/無効電力量計。
そして、一般に、(瞬間)力率を求めるには、消費電力、無効電力、皮相電力のうち、2つが分かれば良い。ということは、選択肢2はこちらの条件も満たす。
以上から、平均力率を求めるのに必要な計器の組合せは、選択肢2「電力量計/無効電力量計」
まとめ
電力使用施設の需要率・負荷率の問題は、12年で4回出題の合格分かれ道事項。計算そのものは難しくないので、合格必須項目をマスター後の早めの習得をお勧めする。
需要率、負荷率を求める式は、
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