あなたが、筆記試験の点数はギリギリでもいいから、とにかく「短期間で合格することが最重要」と熱望している場合、最もおすすめする参考書(テキスト)がこちら。
おすすめポイント
強くおすすめできる最大の理由が
1.試験に多く出題される&簡単な科目順に構成
されている点。さらに、
- 見やすい
- 過去に繰り返し出た問題180問とその解説を掲載
- 掲載問題を繰り返し説いて解説を読めば、充分合格点に達する
よく出る&簡単順の構成
私の持っている2018年版では、表紙すぐ裏の見開きに「合格ライン(60点)到達への最短学習コースを見極めよう」と記事がある。その中で、各出題科目の「出題問題数」と「学習の難易度」が分析・整理されている。そして、その分析に従い、出題数が多く&学習難易度が低い順で構成されている。
そのため、テキストの順番に従い学習していけば、短期間で点数が跳ね上がる。
事実、私も、このテキストが手元に届く前に過去問を解いたところ、20点ちょっと…ところが、テキストの最短学習コースを読み、
- 「第1章 高圧受電設備」は丁寧に読み込んで
- テキストの指示通り「高圧受電設備の単線結線図」を書けるように練習して
- 出題数が多い範囲の2章、3章および4章は軽く目を通し
再度過去問に挑戦したところ、なんと70点。
20点→70点に点数を伸ばすために要した時間は、わずか3時間
このように、このテキストの章立ておよび内容は、極めて短時間で非常に点を上げやすく構成されている。
見やすい・分かりやすい
次に、見やすい・分かりやすいという点が挙げられる。
テキストのタイトルが「ぜんぶ絵で見て覚える」となっているように、このテキストは図・写真が豊富で見易く、難解な語句・説明もほとんどない。
筆記試験の範囲を教えている学生君に、「書店行って複数のテキストを自分の目で見て、一番性に合うのを選びな」と言ったところ、彼も私と同じテキストを選んだ。
私だけでなく彼もまた、このテキストは見やすく、分かりやすく書かれていると感じた。
掲載問題だけで充分
このテキストにも過去問が掲載されているが、その問題は「過去に繰り返し出題された問題が180問」。そして、スペースの割に丁寧に解説されている。
このため、掲載問題を繰り返し説いて解説を読めば、充分合格点に達する。
難点…?
一方、このテキストに対し、私が「うーん…ここは」と感じる難点は、
- 暗記中心(=理屈抜き)
- 計算問題の解説ほぼなし
が挙げられる。
ただし、この難点は著者も重々承知、というか意図通りであり、「点数はギリギリでいいから短期間で合格」が狙いならば、難点にはならない。
まとめ
あなたが、筆記試験の点数はギリギリでもいいから「短期間で合格することが最重要」と考えているならば、テキストは「ぜんぶ絵で見て覚える第1種電気工事士 筆記試験すい~っと合格」を強くおすすめする。
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