問題 <H30年問29>
点検できる隠ぺい場所で、湿気の多い場所または水気のある場所に施す使用電圧 300 V 以下の低圧屋内配線工事で、施設することができない工事の種類は。
<解答の選択肢>
- 金属管工事
- 金属線ぴ工事
- ケーブル工事
- 合成樹脂管工事
— 答え —
答えは 2の金属線ぴ工事である。
【出典:平成30年度第一種電気工事士筆記試験問29】
<金属線ぴ工事を今日マスターしたいあなたには>
・H27年問27(金属線ぴ工事)
・H25年問14(金属製線ぴの外観)
・R2年問27(金属線ぴ工事)
解法と解説
方針
筆記試験は 60点でいいから合格!という目標ならば、低圧屋内配線工事の種類等には深入りせず、この記事で紹介する絶対に覚えておくべき1項目をしっかり理解すべし。
(筆記試験合格に自信が付いた後に、屋内配線工事を深く理解しよう)
ふくラボ流攻略法
絶対に記憶すべき1項目とは、
低圧屋内配線工事のうち
- 金属管
- ケーブル
- 合成樹脂管(CD管は除く)
の3種は、施設場所に制限がない。
これだけは絶対にマスターしておく。
これをマスターしてから選択肢を見ると、
1.「金属管工事」
3.「ケーブル工事」
4.「合成樹脂管工事」
は制限なし!とすぐに分かる。
というわけで、施設できないのは残る 2の「金属線ぴ工事」。
— 追加情報 —
残った選択肢の金属線ぴ工事は、次の条件で工事可能。
- 使用電圧 300V以下 (←低圧は 600V)
- 展開した場所、点検できる隠ぺい場所
- 乾燥場所
— 追加情報 —
上で「合成樹脂管(CD管は除く)」と書いたが、CD管はコンクリートの埋込配管に利用する。
まとめ
低圧屋内配線に関しては、次を必ずマスターする!
低圧屋内配線工事のうち
- 金属管
- ケーブル
- 合成樹脂管(CD管は除く)
の3種は、施設場所に制限がない。
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