【電気工事士1種】高圧屋内受電設備の安全性を確保する決まりごと(H30年度問34)

問題 <H30年問34>
⑤の高圧屋内受電設備の施設または表示について、電気設備の技術基準の解釈で示されていないものは。

<解答の選択肢>

  1. 出入口に火気厳禁の表示をする
  2. 出入口に立ち入りを禁止する旨を表示する
  3. 出入口に施錠装置等を施設して施錠する
  4. 堅ろうな壁を施設する

— 答え —
義務化されていないのは「火気厳禁」の表示。

【出典:平成30年度第一種電気工事士筆記試験問34】

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解法と解説

ふくラボ流攻略法

高圧電路や機器を中に収めた高圧受電設備は、一般の人が近づいて事故に遭わないように、次のような対策を講じなければならない。

  • 近づけないように、さく・塀・堅ろうな壁で受電設備を囲む
  • 出入口には「立入禁止」表示
  • 出入口を施錠

あと、安全のために、充電部分までの距離(高さ+水平距離)を 5m以上確保、することも重要。

というわけで、「火気厳禁の表示」は決められていない。

独り言

個人的には、「火気厳禁」だって重要だろ!?!と思っているのだが、法律的には「火気厳禁」表示は義務ではないそうだ。

まとめ

高圧電路や機器を中に収めた高圧受電設備は、一般の人が近づいて事故に遭わないように、次のような対策を講じなければならない。

  • 近づけないように、さく・塀・堅ろうな壁で受電設備を囲む
  • 出入口には「立入禁止」表示
  • 出入口を施錠

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