【電気工事士1種 過去問】計器用変圧器VTの定格電圧(R2年度問47)

問題 <R2年問47>
②で示す機器の定格一次電圧[kV] と定格二次電圧[V] は

<解答の選択肢>

  1. 6.6kV/ 105V
  2. 6.6kV/ 110V
  3. 6.9kV/ 105V
  4. 6.9kV/ 110V

— 答え —
②の機器は VT: 計器用変圧器。1次側・2次側それぞれの定格電圧は 6.6kV/ 110V。

【出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験問47】

<VT問題を今日マスターしたいあなたには>
2019年問47(PFの役割)
H30年問32(VT定格負担)
H30年問44(VTの台数)

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解法と解説

方針

計器用変圧器 VT は、相棒のPFと合わせると 13年で15回出題の超重要機器。

ただ、今回の定格電圧は珍しいタイプ。用途などの頻出項目を押さえたあとでの学習がお薦め。

ふくラボ流攻略法

あなたの描いた単線結線図と見比べて、機器③は VT: 計器用変圧器と判断する。

VT 1次側は、単線結線図を眺めると分かるように、 PF を介して高圧電路につながっている。そして高圧電路は 6.6kV。だから、1次側定格電圧は 6.6kV と理解する。

2次側は…100Vから 1割程度上の範囲までと意識して、110V を選ぶ…(汗)

まとめ

計器用変圧器 VT は、相棒のPFと合わせると 13年で15回出題の超重要機器。

ただし、定格電圧は珍しいタイプの問題。用途などの頻出項目を押さえたあとでの学習がお薦め。

VTで押さえるポイントは以下の通り。

  • 複線図(V-V結線, 使用台数)
  • 限流ヒューズ PF
  • D種接地工事
  • 二次側を短絡するのは厳禁

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計器用変圧器 VT の解説

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