【電気工事士 技能試験】埋込器具2個への結線作業は4分を目標に

今日は埋込器具結線作業の練習。ランプレセクタプルへ結線に続く時間のかかる作業。

しかも、電線の長さを調整したほうが良い&電線を差し込む位置をミスるとリカバーに時間がかかる…など、けっこう難敵。

というわけで、今回もいろいろ試行錯誤してみた。

この練習記録が、あなたの練習のご参考になれば幸い。

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埋込器具の結線作業

練習は、候補問題2の「片切りスイッチ+三路スイッチ」の部分。結線する電線は、VVF1.6-3C。

埋込器具の複線図

作業手順

練習開始はこの状況。適当な長さに切断した VVF1.6-3C とスイッチ2個、連用枠。あと、写真には写っていないが、渡り専用の電線約 10cm。

練習開始

まずは、片切りスイッチと三路スイッチを、複線図に合わせて連用枠に取り付ける(自分は片切りスイッチは持っていないので、極性のないパイロットランプで代用した)。

連用枠への取り付け
スイッチは2個なので、連用枠の上と下部分に取り付ける。

このとき、三路スイッチの左右の向きは、自分で描いた複線図の端子の向きと同じ向きに取り付けると、結線作業のミスを防ぐことができる。
連用枠への取り付け
複線図では「0」端子を左側に描いたので、実物の三路スイッチも、裏側から見たときに「0」端子が左側になるように、連用枠に取り付ける。

そうしたら、複線図に描いた色の電線をスイッチの端子に差し込んでいく。

  1. 三路スイッチの「0」端子には白(W)線、右下の端子には赤(R)線
  2. 黒(B)線の長さを調整し、片切りスイッチ(の代用のパイロットランプ)に
  3. 片切りスイッチと三路スイッチ右上端子の間に渡り線を差し込む

結線
最後に、複線図と電線の色が異なっていないか、電線を引っ張っても抜けないかを確認する。

そしたら、結線作業完了。
埋込器具への結線完了

作業時間

最初の写真撮影の回を除いて、タイムトライアルしたところ、こんな感じ。

作業回数 作業時間
3:15
3:33
3:40
3:46
分析結果と気付き

練習を重ねる毎に作業時間が長くなっていった、その理由は不明…

今回の練習で気付けたのは、三本の電線のうち、短い1本(今回は黒電線)の長さをどれくらいにするのが良いか、その長さの決定方法が決まった。覚えなくても良いし、手間もかからないので、本番でも採用することに。

あと、前回の練習で三路スイッチを破壊してしまったが、マイナスドライバを別のものにすることで、力を入れずに外し穴の奥まで差し込めるようになった。これはでかい。

その他(連用枠損傷)

今回の練習で、連用枠が損傷してしまった。彼も昨年から練習に付き合ってくれた猛者だったのに…合掌

連用枠の破損
今後は、2番目(真ん中)と下の位置を使って練習することに。

まとめ

埋込器具2個を連用枠に取り付けて結線する作業は、4分でいけそうなことが分かった。

また、マイナスドライバを適切な大きさの物にすれば、スイッチに結線した電線を外すときの労力・時間を減らすことが可能なことも分かった。

この練習記録が、あなたの練習のご参考になれば幸い。

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