問題 <R3年午後問19>
ディーゼル発電装置に関する記述として、誤っているものは
<解答の選択肢>
- ディーゼル機関は点火プラグが不要である
- ディーゼル機関の動作工程は、吸気→爆発(燃焼)→圧縮→排気である
- 回転むらを滑らかにするために、はずみ車が用いられる
- ビルなどの非常用予備発電装置として、一般に使用される
【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午後問19】
ディーゼル機関の動作工程は、吸気→圧縮→爆発(燃焼)→排気
<ディーゼル発電の問題を繰返し練習したいあなたには>
・H30年問18(フライホイール)
・H25年問18(ディーゼル発電の特徴)
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解法と解説
方針
ふくラボ流攻略法
選択肢をひとつずつ吟味していく。
選択肢1
ディーゼルエンジンは、圧縮して高温になった空気中に軽油を噴射することで自然発火させる。このため、ガソリンエンジンとは異なり、点火プラグ不要。
選択肢2
4サイクルのディーゼルエンジンの動作工程は、ガソリンエンジンと同じで
吸気→圧縮→燃焼(爆発)→排気
選択肢3
4つの動作工程のうち、燃焼(爆発)の工程だけは爆発の力でピストンをグンっ!と押すが、残り3工程は惰性でピストンが上下する。このため、ピストンの上下運動→回転運動に速度差(ムラ)ができる。このムラを無くすため、はずみ車(フライホイール)が使われる。
選択肢4
正しい。もし分からなければ判断をいったん保留。
まとめ
ディーゼル発電は 13年で 3回出題。ディーゼル発電のポイントは
- はずみ車(フライホイール)
- 4サイクルの工程
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