【電気工事士1種筆記】火力発電所の大気汚染対策(R3年度-午前問16)

問題 <R3年午前問16>
火力発電所で採用されている大気汚染を防止する環境対策として、誤っているものは

<解答の選択肢>

  1. 電気集じん器を用いて二酸化炭素の排出を抑制する
  2. 排煙脱硝装置を用いて窒素酸化物を除去する
  3. 排煙脱硫装置を用いて硫黄酸化物を除去する
  4. 液化天然ガス (LNG) などの硫黄酸化物をほとんど排出しない燃料を使用する

【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午前問16】



誤っているものは、選択肢1

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解法と解説

方針

火力発電所の大気汚染対策の問題は、過去 13年で…出題された記憶が…

ただ、昨今の環境意識の高まりの関係で環境対策は知っておこう。

ふくラボ流攻略法

問題は「誤っているもの」だから、4つの選択肢のうち3つは正しく、1つが誤り。

選択肢1の「集じん器」の集じんは「集塵」、つまり塵(ちり)を集める装置。二酸化炭素を捕まえることはできない(二酸化炭素の放出削減が喫緊の課題の時代に、これができればノーベル賞もの!?)

というわけで、誤りは、「集じん器で二酸化炭素を」の選択肢1。

残り3つはすべて正しい。

まとめ

火力発電所の大気汚染対策の問題の出題頻度は低いが、昨今の環境意識の高まりの関係で環境対策は知っておこう。

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