【電工1 解説】蓄電池の電源装置のポイント!浮動充電方式直流電源装置とUPSの構成図


蓄電池を使った電源装置は、12年で4回出題。合格必須事項をマスターしてから、習得することをお薦めする。

押さえるポイントは

  1. 浮動充電方式の直流電源装置
  2. UPS
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蓄電池を使った電源装置の対策

筆記試験対策は次の2つ。

  1. 浮動充電方式の直流電源装置
  2. UPS

直流電源装置の外観

直流電源装置はいろんなタイプがあるが、設備としてはこんな感じ。

→ 過去問
R2年問15(浮動充電方式直流電源)

浮動充電方式の直流電源装置

浮動充電方式の直流電源装置の構成図を下に示す。

電源の原理は…

  1. 直流電源システムだから、まず電源から供給される交流を整流器を使って直流へ変換。変換された直流は負荷へと供給
  2. その直流供給ラインに並列に蓄電池が接続
  3. 直流供給ラインに電圧低下などのトラブルが発生したときや、負荷に大電力が必要となったときに、蓄電池から負荷へ同じ電流(電圧)の向きで電力を供給
  4. 蓄電池の充電量が低下したときには、直流電源から蓄電池へ充電

→ 過去問
H28年問13(浮動充電方式直流電源)
H26年問10(浮動充電方式直流電源)

UPS

UPSは Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置停止しない電源装置のこと。

絶対に止まってもらっては困るサーバーとか、基幹システム、病院の(生命維持)装置などのバックアップ電源に用いられる。

商用電源が瞬低(瞬時電圧低下)したときに機器が誤動作しないように供給電圧を一定に維持する。またトラブルで停電したときに予備電源が起動するまでの時間を耐え抜く(電力を供給し続ける)。

原理配線図はこんな感じ。

浮動充電方式の直流電源装置の出力段にインバータを接続し、インバータから交流電力を負荷に供給する。

接続は、UPS にコンセントがついていれば、サーバーなどの機器のコンセントを UPS のコンセントに差すだけ(画像は BAFFALOのHPから借用)。

→ 過去問
H23年問13(直流電源の総合問題)

まとめ

蓄電池を使った電源装置は、12年で4回出題。合格必須事項をマスターしてから、習得することをお薦めする。

押さえるポイントは

  1. 浮動充電方式の直流電源装置
  2. UPS

あなたが1回で電気工事士1種に合格できるように応援している!

関連問題
R2年問15(浮動充電方式直流電源)
H28年問13(浮動充電方式直流電源)
H26年問10(浮動充電方式直流電源)
H23年問13(直流電源の総合問題)

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