問題 <R2年問50>
⑤で示す部分に使用できる変圧器の最大容量[kVA] は
<解答の選択肢>
- 50
- 100
- 200
- 300
— 答え —
PC(高圧カットアウト)の下流に設置できる容量は 300kVA である。
【出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験問50】
<PCを今日マスターしたいあなたには>
・H29年問48(PCの容量)
・H27年問48(PCの容量)
・H26年問22(PCの外観)
同じ年度の問題
・前の問題(問49)
解法と解説
方針
高圧カットアウト PC も合格必須項目の高圧受電設備。最大遮断容量は細かい知識だが、得点できるように。
ふくラボ流攻略法
⑤の変圧器の上流電路に設置されている開閉器 PC は高圧カットアウト。
PCが使えるのは、
- 変圧器容量 300kVA以下
- コンデンサ容量 50kVar以下
という決まりがある。
問題文では、PCの下流にあるのは変圧器なので、使用できる最大容量は300kVA となる。
この問題は H27年問48 と同一問題である。
なお、300kVA を超える容量の場合、PF付LBS か 遮断機 CB を用いる。
まとめ
高圧カットアウト PC を開閉器として使用できる電路は、下流の機器で次のように決められている。
- 変圧器容量 300kVA以下
- コンデンサ容量 50kVar以下
の電路。
これを超える容量のときには、PF付LBS か遮断器 CB を用いる。
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