問題 <R2年問30>
①に示すDSに関する記述として、誤っているものは。
<解答の選択肢>
- DSは負荷電流が流れている時、誤って開路しないようにする
- DSの接触子(刃受)は電源側、ブレード(断路刃)は負荷側にして施設する
- DSは断路器である
- DSは区分開閉器として施設される
— 答え —
この選択肢の中で誤っているのは、4「区分開閉器」として施設される
【出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験問30】
<DS を今日マスターしたいあなたには>
・H29年問44(DSの特徴)
・H28年問22(DSの外観と用途)
・H24年問43(DSの特徴)
同じ年度の問題
・前の問題(問29)
・次の問題(問31)
・令和2年度(2020年度)問題
解法と解説
方針
断路器 DS を含む開閉器は、合格には絶対必須項目。すぐマスターを。
この問題を自信を持って解答するには、 PASのを理解している必要があり、開閉器全般を広くマスターしておく必要あり。
ふくラボ流攻略法
選択肢をひとつずつ吟味していく。
選択肢1
DS にはアーク消弧能力がないから、どんな電流でも流れているときには遮断操作厳禁。よって正しい。
選択肢2
…そうらしい。覚えておこう。
選択肢3
DSは当然断路器。
選択肢4
単線結線図を見ると分かるように、一般送配電事業者との区分開閉器には LBS を使う。したがって、これが間違い。
(…この選択肢は PASの内容であり、DSの問題と言っていいのか、少々疑問)
まとめ
断路器 DS できちんと理解しておくべき事項は
- 設備の点検・修理時に高圧電路を開閉
- アーク消弧機能なし
- 電流遮断機能なし
- 電流が流れているときの開閉厳禁
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