【電気工事士1種】ダンパの働きは架空送電線の振動を吸収して電線を保護(H29年度問17)

問題 <H29年問17>
架空送電線路に使用されるダンパの記述として、正しいものは。

<解答の選択肢>

  1. がいしの両端に設け、がいしや電線を雷の異常電圧から保護する
  2. 電線と同種の金属を電線に巻き付けて補強し、電線の振動による素線切れなどを防止する
  3. 電線におもりとして取り付け、微風により生じる電線の振動を吸収し、電線の損傷などを防止する
  4. 多導体に使用する間隔材で、強風による電線相互の接近・接触や負荷電流、事故電流による電磁吸引から素線の損傷を防止する

— 答え —
ダンパは、3「電線におもりとして取り付け、微風により生じる電線の振動を吸収し、電線の損傷などを防止する」ものである。

【出典:平成29年度第一種電気工事士筆記試験問17】

●送電線の保護問題を繰返し練習するとき
H28年問18(雷害対策)
H26年問17(アーマロッド)
H24年問19(塩害対策)

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まとめ

架空送電線路を守るのに使用される重要な4部品の名称と働きを押さえ、それぞれが振動・揺れ、雷害、塩害の対策なのかを紐づけする。

振動・揺れ対策
 ・アーマロッド
 ・ダンパ
 ・スペーサ
雷害対策
 ・アークホーン
塩害対策

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架空送電線の振動・雷害・塩害対策の方法と部品・装置

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