【電気工事士1種 過去問】分電盤や動力制御盤を設置する作業の工具(R2年度問26)

問題 <R2年問26>
写真のうち、鋼板製の分電盤や動力制御盤を、コンクリートの床や壁に設置する作業において、一般的に使用されない工具はどれか。

<解答の選択肢>

— 答え —
一般的に使用されない工具は、イの油圧式パイプベンダ。

【出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験問26】

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解法と解説

方針

工具・部材に関する問題は、出題工具・部材がパターン化されている。合格必須項目をマスターしたら、早めに得点源に。

ふくラボ流攻略法

この問題文は、過去の出題パターンと少々異なっているので、戸惑ったかもしれない。

  • コンクリートの壁・床に取り付ける
  • 低圧か高圧か分からない

ここが昨年までと異なる出題パターン。

しかし、「動力制御盤」って高くて 400V くらいまでの電圧だよな? と推測できれば、この問題は低圧工事を指していると推定できる。

選択肢イ
名称は油圧式パイプベンダ高圧工事で使う太いパイプを曲げるの使用する。

低圧工事と推定できれば、油圧式パイプベンダが使用されない工具と判断できる。

選択肢ロ
この工具はトルクレンチ。締め付けボルトの締め強さ=トルクを制御できるレンチ。

分電盤、制御盤をコンクリの床・壁に固定するのに、落ちてこないように規定のトルクでボルトを締めるのに使用する。

選択肢ハ
この写真だけでは厳密には判断できないが、工具は振動ドリル or ハンマードリル。コンクリに穴を穿つために使用する。

補足で、この写真で「電動ドリル」と判断したあなた、通常の電動ドリルでは、コンクリに穴を穿つのはほぼ無理。(気になるあなたは、Yahoo知恵袋等を参照して)。

もっとも、国家資格試験で「これは電動ドリルだから、コンクリートに穴は開けられません。だから不適」てことはさすがにないと思けど。

選択肢二
二は水準器。箱や板とかが水平・垂直になっているかを調べる治具。

制御盤などは、通常、水平・垂直に取り付けるから、この治具のお世話になる。

結論
以上の吟味から、一般的に使用しない工具は、油圧式パイプベンダ。

まとめ

工具・部材に関する問題は、出題工具・部材がパターン化されている。

その中でも、油圧式パイプベンダ12年で 6回出題されている合格必須項目。油圧式パイプベンダは、高圧工事で使う太いパイプを曲げるの使用し、低圧工事では通常使用しない。

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