問題 <R3年午前問36>
高圧ケーブルの絶縁抵抗の測定を行うとき、絶縁抵抗計の保護端子(ガード端子)を使用する目的として、正しいものは
<解答の選択肢>
- 絶縁物の表面を流れる漏れ電流も含めて測定するため
- 高圧ケーブルの残留電荷を放電するため
- 絶縁物の表面を流れる漏れ電流による誤差を防ぐため
- 指針の振切れによる焼損を防ぐため
【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午前問36】
正しいものは、選択肢3
<絶縁抵抗計の問題を繰返し練習したいあなたには>
・R3年午前-問36(絶縁抵抗のガード端子)
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解法と解説
方針
絶縁抵抗ガード端子の出題は 13年で 3回。
正攻法の解法
絶縁抵抗計の保護端子(ガード端子)を使用する目的は、絶縁物の表面を流れる漏れ電流による誤差を防ぐため。
ふくラボ流攻略法
絶縁抵抗計では「〇MΩ」という非常に高い抵抗を正しく測定する必要がある。
ということは、余分な経路で流れる電流はできるだけ減らすか、測定に不必要な電流は測定しないような仕組みが必要である。
このような考えを念頭において各選択肢を見ると、選択肢3:絶縁物の表面を流れる漏れ電流による誤差を防ぐためが正しいと推測できる。
まとめ
絶縁抵抗ガード端子の出題は 13年で 3回。
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