問題 <R3年午前問17>
架空送電線の雷害対策として、誤っているものは
<解答の選択肢>
- 架空地線を設置する
- 避雷器を設置する
- 電線相互に相間スペーサを取り付ける
- がいしにアークホーンを取り付ける
【出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験-午前問17】
雷害対策として誤っているのは電線同士の間に相間スペーサを取り付ける
<設備保護対策を繰り返し練習したいあなたには>
・R2年問18(塩害対策)
・2019年問19(アークホーン)
・H29年問17(ダンパ)
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解法と解説
方針
送配電設備を保護する対策は 13年で 9回出題の合格必須項目。
ふくラボ流攻略法
問題は「誤っているもの」だから、3つは雷害対策で、1つが別物。
各選択肢をみていくと…
選択肢3:電線相互に相間スペーサを取り付けるのは、強風による電線相互の接近・接触や負荷電流、事故電流による電磁吸引から素線の損傷を防止するのが目的。これが誤り。
のこり3つはすべて雷害対策。
まとめ
架空送電線路を守るのに使用される重要な4部品の名称と働きを押さえ、それぞれが振動・揺れ、雷害、塩害の対策なのかを紐づけする。
・振動・揺れ対策
・アーマロッド
・ダンパ
・スペーサ
・雷害対策
・アークホーン
・塩害対策
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